地域内ボランティアを募る

 居場所を作る上で、お手伝いの人に来てもらいたいという気持ちはあるものの周囲の人の協力を得ることは難しいものです。そこで本ページでは地域の中からボランティアの方を募るために協力してくれそうな機関をご紹介させていただきます。

 

地域活動協議会(通称:地活協・地活)

 「地域活動協議会」とは、小学校区を基本的な範囲として、地域団体やNPO、企業など地域のまちづくりに関わる様々な団体が集まり、さまざまな分野における地域課題の解決やまちづくりに取り組んでいくための仕組みです。地域活動協議会には自由度の高い助成金が交付されるなど、地域活動を進める主体として行政からのバックアップもあります。また、会員には地域につながりのある住人さんがなっていることも多く、ボランティアをしてくださる方を探すときにも協力してくれるかもしれません。地域の課題に取り組む住民組織ですので積極的に頼りましょう。

Parent-Teacher Association(通称:PTA)

 Parent-Teacher Accosiation(以下PTA)は父母と先生の会。家庭と学校とが協力し合って教育効果をあげようとする、学校単位に結成された教育組織です。PTAは強制力などがあるわけではありませんが、任意団体として生徒たちの支援をすることが目的です。東淀川区内でも実例としてPTAからお手伝いの方が派遣されている例がありますので、こどもの居場所を運営する上では是非とも巻き込みたいグループです。積極的に声をかけてみましょう。

小学校区教育協議会ーはぐくみネットー(通称:はぐくみネット)

 小学校区教育協議会ーはぐくみネットー(以下はぐくみネット)は地域の教育資源を学校教育に導入するなど、地域に開かれた学校づくりを進め、子どもたちの「生きる力」をはぐくむとともに、学校・家庭・地域が一体となった総合的な教育力を発揮し、地域における人と人のつながりによって子どもをはぐくむ「教育コミュニティ」づくりを推進するために2007年に区役所と教育委員会の連携によって作られた事業です。はぐくみネットには、取り組みの要としてコーディネーターが配置されているので、事務局として各組織・団体間の連絡調整や情報収集・発信、会議の準備などを行ってくれています。必要に応じて地域のボランティアをマッチングしてもらいましょう。

ボランティアセンター(通称:ボラセン)

 ボランティアセンターは地区又は職場や学校においてボランティアに関する事務を行い、ボランティアの活性化を図る組織です。東淀川区に限らず、様々な地域で社会福祉協議会と連携して設置されております。個人やグループなど地域密着でボランティアを行なっている方々をターゲットとして協力依頼を出すことができるので、強力な味方として活用できると思います。きっと力になってくれると思います。